COLLEZIONE VINTAGE

「GRANDIFLORA」 ブローチ

花のブローチ、葉、多肉植物、エキゾチックな植物、そして特に、ブーケは、メゾンの創作活動の初期から、必ず含まれていました。どの世代でも、デザイナー達は、想像力をくすぐる、誰も見たことがないような野生動物の植生まで探求し、自然に対して個性的なタッチを与えてきました。 ジャンマリア・ブチェラッティは、この一族の2代目ですが、母なる大地の世界を探求することに熱心でした。そして、実際には存在しない花の組み合わせを考案することもあったそうです。父マリオの手法を受け継ぎ、1対1の縮尺で作品をスケッチしていました。ただし、彼は初めて、0.5ミリ角の紙片を利用して、新しい宝石のあらゆる要素をより細かく表現することで、職人が解釈できるようにしたのです。 ホワイトゴールドの花びらには、中央に2.25カラットのファセットエメラルドを3個、ブローチには3.70カラットのファセットカットサファイアを22個、イヤリングには1.25カラットのファセットエメラルドを4個、3.75カラットのサファイアを24個を組み合わせることにより、このブローチと、ボタンイヤリングというロマンティックな組み合わせによるカラフルなブーケが描き上げられています。葉は、「モデラート」と呼ばれる彫刻を施したイエローゴールド製で、ブローチには2.93カラットのローズカット ダイヤモンドが136個、イヤリングには2.15カラットのローズカットダイヤモンドが125個ちりばめられています。茎と、花を支える萼(がく)の部分は、ともにピンクゴールドです。
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ハンドメイド、 1970年

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